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2009年8月17日 (月)

ぜんぶ、フィデルのせい

2006年  イタリア/フランス

主人公、9歳のアンナはカトリックのミッションスクールの通っていた。
ある日、突然両親がチリへ旅立ってしまい、帰国後、すぐに引越しすることに。
それまで庭付きの大きな家に住み、バカンスにはおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいるボルドーで過ごす優雅な生活を送っていたというのに新しい家は狭くてたくさんの知らない人が出入りするようになってしまった・・・。
実はアンナの父親、フェルナンドはスペインの貴族出身。
チリに飛び立つ前、フランコ独裁政権に反対するアンナの伯父の死で、スペインを逃れてきた伯母(フェルナンドの姉)が娘と一緒にアンナの家にやってきて同居していた。
そしてフェルナンドは悩んだ末、当時、社会主義政権を設立しようと盛り上がっていたチリへ出発・・・そして帰国後、アンナの両親は共産主義者となったのだった。
アンナはその両親の行動にどうしても理解できない。
学校でも大好きだった宗教の授業に出席できなくなってしまい、怒りは募るばかり。
それでも自分なりに少しずつその生活に慣れていき成長していく。

視点は9歳のアンナ。
だから難しい言葉は使われていない。
パリが舞台なんだけど、五月革命やスペインのフランコ独裁政権、人工妊娠中絶の権利を求めるフランスのウーマンリブ運動などアンナが耳にして質問するものは簡単な言葉で大人が説明している。
政治的な映画ではないとは言えないけどアンナや弟、そして友達の言葉があるからすごくやわらかい物語でした。


ちなみにフィデルとはキューバ革命で社会主義政権を成立させたキューバ国家元首フィデル・カストロのことだそうです。

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